そいつぁつらいぜ

ドイツ駐在中の化学系社会人が興味のままに語ります。自然科学一般、格闘技、スポーツ、漫画を中心にお話しいたします。語学学習経験を綴った分室はこちら→http://hosoda-english.hatenablog.com/

プライベートのライフログはほぼ日手帳に!

先日のエントリーが予想を大幅に上回る好評を博してしまってので、あまりキャラではないんですが少し真面目な話を続けようかと思います。

 
 
一冊のノートに情報を集約させようという話でしたが、実は諸般の事情からプライベートの記録は分離しています。
理由として
 
1.仕事中にプライベートのことも書いてあるノートを開きたくない(開きづらい)
2.感覚として、日記は日記として存在していた方が続けやすかった
 
の二点がありました。
このあたりは個々人の生活スタイルによるでしょう。
先日のエントリーで紹介したノート術本の著者は文筆業を中心とされているので、それこそ日々の何気ない風景がネタに繋がる。つまり、私生活と仕事をすべてごっちゃにしておくことに大きな意義があったわけです。
僕は科学研究を仕事にしているので、会議中に映画館のチケットや飲み屋の名刺が貼られたノートをテーブルに出すのは正直周りの目が辛い。というわけでプライベートだけは分離しようと考えたのです。

 

ほぼ日手帳をノートとセットにして持ち歩く

プライベートの記録ですが、僕は「ほぼ日手帳オリジナル」を使っています。
月次の予定表に加えて1日1ページの自由記入欄がついている非常にシンプルな手帳です。
この自由感が非常に心地よかった。試しに使ってみたら一年間続けることができました。
 
 

書く内容は自由、書かなくても自由

予定表の欄はノーマルな手帳としての使い方をして、自由記入欄は基本的には日記として使っています。
自由記入欄に書く内容は、まさに自由です。遊びの感想でも仕事の愚痴でも構いません。なんでも書いています。赤裸々に書いているので基本的には人には見せません。
前のエントリーと同様に、プライベートログとして残しておきたい紙類はぜんぶ貼ります。サッカーやプロレス、それから映画のチケット。飲み屋の名刺、パンフレットの一部なんかを貼っておくと、あとあといろいろ思い返すことができます。
 
それから、大事なのが、行った場所とおこなったアクティビティ、会った相手だけは確実にメモしておきます。これが意外と役に立つ。
前飲みに行ったあのお店、こんどは上司を連れていきたいんだけどなんて名前だっけ?とか、あの美味しかったお酒の名前が分からない!とかがなくなりました。全部ほぼ日手帳に書いてあるからです。
 
ですが、実は、無理をして毎日ログを書くことはしていません。忙しくて疲れていて書く気も起きないことはよくありますし、それを気に病む必要もないと思っています。書ける時に遡って書くとか、そもそも忙しいときは書かないとか、そういう自由感も継続を目指す上では大切だと思います。
ちなみに、何も書いていない欄も後で見返せば「あの時は忙しかったんだな」という情報になり、それはそれで有用です。
 
 

日記は自分の思考の変化を如実に反映する

自由記入欄にはできる限り日記をつけることにしています。
どこどこに行った、というだけではなく、それに対する自分の感想をつけておきます。上に書いたように、人には見せない前提で赤裸々に書きます。
 
個人的な感想ですが、一年間経ってから手帳の中身をもう一度見返してみると、自分の思考が少しずつ変化していることに気がつきました。
一年間程度だと何気ない自分の変化に気がつかないものなのですが、一年前の自分が書いたログがあるので客観的に見通すことができます。それが自分の内省や自己分析につながりました。
 

終わりに

ほぼ日手帳のいいところは二つあると思っています。
 
一つは、何をやっても自由だという点。
二つ目は、手帳とくっついているので持ち運んで好きな時に書きこめる点。
 
日記に関しては、日記だけのダイアリーを買って試そうとしたことが何度かありました。
しかしながら、だいたい2週間続いたらいい方で、どんどん頻度が少なくなって、しまいには存在すら忘れてしまいます。
 
これは日記帳の「卓上型で、日記しか書くことができない」という形態の縛りによるところが大きいと思っています。
何を書いてもいい、何を貼ってもいい、思いついたらいつでも書ける。これが僕がほぼ日手帳への記入を習慣化できた大きな理由だと考えています。
 
 
ほぼ日手帳のような一日1ページ型の手帳としては、「EDIT」というものがあるそうです。僕は使ったことはありませんが、広く紙面を使いたい人はだいたいほぼ日かEDITを選んでいるそうです。
興味がありましたら店頭で見比べて頂けるといいと思います。
(ほぼ日手帳はLOFTに特設コーナーがあります)
 
それでは、このへんで。