初心者・食わず嫌いのためのプロレス入門 その3 ー必殺技はアツい男の象徴!!!!ー
アツい男気を持つ皆さん!!こんにちは!!!!
久しぶりの第三弾です!!
またプロレス?って言われてもアクセス数が少なくてもめげずに続けます!!元気があればなんでもできる!!アリガトー!!!!
今回は、プロレスにおける「勝ち方」について触れてみようと思います。
まず、前回までのおさらい。
プロレスは「男の戦い」を「どんな時でも」表現し、かつそれを十分に演出するための準備を周到に行う「興行」だということでした。
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それでは、「男の戦い」を「常に」見せるためには、どういう形で試合を締めたらいいでしょうか。
もうわかりますね!必殺技です!
[MAD][プロレス] スタン・ハンセン ウエスタンラリアット集(計95発) - YouTube
必殺技は男の象徴
必殺技!!!ああなんて甘美な響きでしょう!!!
男なら(女でも)「はどーうけん!!!」とか叫びながら両手を前につきだしたりしましたね?
あのノリです!!そう!ヒーローは必ず必殺技で勝つのです!!
※そのノリがわからない人は、格ゲーで下段弱キックで勝った時の場の空気を思い出しましょう
もうなぜプロレスに必殺技が必要なのかはあまり語る必要ないですよね?
ずばり、必殺技は「キャラクターの代名詞」だからです。
自分の適性を必殺技として活かす
リュウなら波動拳、ブランカならローリングアタック、ベガならサイコクラッシャー、ジャイアント馬場なら十六文キック、チョコボール向井なら駅弁、と、どちらかのキーワードを見れば対になる言葉が出てくる関係。これが理想ですよね。
こうやって並べてみればわかるでしょう。必殺技が定着したレスラーは非常に有名になります。
レスラーは、自分の体格や得意な動きを利用した技に磨きをかけます。たとえば体格がいいレスラーなら純粋に体をぶつける技を極めれば迫力が出るでしょう。体が小さくても俊敏性が武器になりそうなら、華麗な空中技ができるかもしれません。
例えば、冒頭の動画のスタン・ハンセン。
当時彼が求められていたのは「最強のガイジン」の役割でした。ハンセンは体が大きく力があるため、「ラリアット」という単純な技が代名詞となりました。さらに「なぜかすごい怒っている」「あたり構わず暴れる」というキャラクターを身につけ、怪しいテンガロンハットをかぶり、その役割を十分すぎるほど演出しています。
自分の能力や適性、さらには求められているキャラクターを客観的にマネジメントしながら、自分という存在をまるごと商品として「パッケージ化」できる人はどの世界でも注目されやすいですよね。
必殺技を覚えよう!!
格ゲーで必殺技をたくさん覚えたように、プロレスでも必殺技を覚えると非常に楽しくなります。マジでオススメです。
まんべんなく必殺技をチョイスしましたのでその威力や身体能力の高さを見ていただけると幸いです。
ファイヤーバードスプラッシュ(ハヤブサ)
縦に2回転して相手に浴びせかかる飛び技です!!
自分が受けるダメージも大きいまさに捨て身の攻撃!
普通にジャンプしておっこちるより回転の勢いがある分だけ衝撃が強いです。そして何より見栄えがすごい!!!!!
雪崩式エメラルドフロウジョン(三沢光晴)
コーナートップから落とす(雪崩式といいます)威力抜群の必殺技!!!
対戦相手の必殺技を切り返しての攻防だったので場内は最高潮に盛り上がっています。
こんな壮絶な技を決められるのは、ひとえに相手の受け身の技術を信用しているからです。
Insane Chop Battle - Kobashi vs Sasaki - YouTube
こんな技だって極めればものすごい衝撃の必殺技になります。
わざと躱さずに意地の張り合いをするところがバカなアツい男の二人らしいですね。
今日のまとめ
・必殺技は、プロレスラーというキャラクターの象徴である
・自分の体格や適性を活かした技を使っていくことで自分をマネジメントできるプロレスラーは、強い個性を身につける
・必殺技の形と名前を覚えよう!楽しい!(´>ω<`)